我が子の成長スピードが不安 こんな時どうすればいい?
周囲の子どもたちはぐんぐんサッカーの技術が上達しているのに自分の子だけなかなか伸びてない
というような悩みが多く挙がっていました。
しかし、あなたがアドバイスをしても、なかなか聞いてくれない、もしくは上手くいかない
といったことが起こった場合、子供達はどうすればいいかわからず、かわいそうな状態になりますよね。
実際に上手な子からプレーに対して厳しい事を言われたり、
そのためか、自信を持ってプレーできず、諦めてしまうことがあるなど…
悩みは絶えないと思います。
このような場合、親であるあなたはどのような対応をすればいいのか
今回は子供の成長スピードについての悩み解決のお話ししていきたいと思います。
それではまず
ポイントを2つあげさせていただくと
①アドバイスではなく「親の願い」として話す
② 限界は自分の中にある事を伝える
この2つを行ってもらえれば
周囲の子供達は意識する事なく
そして、楽しくサッカーをすることができます!
①アドバイスではなく「親の願い」として話す
試合中や子供が帰ってきた時、「ああしろ」「こうしろ」と試合の反省を言ってしまうことありますよね
子供のためにと思って行っているのに、子供には全然響いていないことも多いと思います。
また、つい熱が入りすぎて起こってしまっり、
他の子供たちと比べたり、
ですが、
このようなアドバイスをしていては子供に対して詰問したり、一方的に責めることは逆効果です。
子供の気持ちになることが大切です。
試合中に諦めないことだったり、自信を持つことはどれも大事なことではありますが、それよりも一番大切なことは子供が楽しくサッカーをしていることだとは思いませんか?
楽しければ、諦めることもなくなるし、自信を持つことも自ずとできると思います。
周囲の子たちはぐんぐん成長しているけど、うちの子は…
と考え、悩んでいる親はすごく多いのですが、
そもそも、自分の息子を他人の子と比べること自体が必要のないことという事を頭に入れといてください。
あなたもよその家の親から比べられたら、面白くないですよね。
例えば
年収のことや、社会的地位など、
努力ではどうしようもならないようなものもありますよね
だとすれば子供のサッカーも同じことが言えるのではないでしょうか
子供にも気を使ったアドバイスが必要です。
しかし
「何か身になるアドバイスをしなければ!」
と、親が力むのは子供にとってマイナスです。
アドバイスではなく、「親側の願い」としてお話をしてみるといいでしょう。
これは「アイ・メッセージ」という方法です。
「お母さんはあなたにこうなってほしい」
「こうなってくれたら嬉しいよ」
このように
親が我が子にどうなってほしいかをメッセージとして伝えることによって子供に気づかせたり、修正点や目線を持つきっかけを与えてあげるのです。
「こうしなさい」「ああしなさい」というような言い方では子供といい関係を気づくことができません。
もう一つ勧めるのは「問いかけ」です。
例えば
「君はどうなりたいの」と問いかける
「パスが上手くなりたい」と言ってきたら「お母さんはこう思うよ」と考えを述べる
例えば、「すぐには技術は身につかないから何度もやらないといけないこともあるよ」
と反復練習の重要性を話してみましょう。
ここでのポイントは
なかなか上達していなくても子どもが楽しいと感じているのであればそこで続けさせることが大切です。
他人と比べて評価するのではなく、子どもがサッカーを始めたころをもとに
「ずいぶん上手くなったね」
と過去の自分からの成長を褒めてあげる方が子供は伸びます。
②限界は自分の中にある事を伝える
当たり前のことですが
できないと思っていてはできないです
できると思っているからできるのです。
多くの人は自分自身に限界を決めつけてしまう癖を植えつけられてしまっているのです。
想いは本当に実現させるようになるし、しなければ絶対に成功しません。
なのでまずはそこを忘れないでください
しかし
想っていれば必ず成功するということでもないことも知っておく必要があります。
絶対にそうなれる保証はないです。
ここで大事なのは
成功だけに目を向けてはいけません。
失敗してもいいのです。
ここで、私はイチロー選手の話をしたいと思います。
イチロー選手は引退会見でこんなことを言っていました。
「成功すると思うからやってみたい、それができないと思うから行かないという判断基準では後悔を生むだろうなと思います。やりたいならやってみればいい。できると思うから挑戦するのではなくて、やりたいと思えば挑戦すればいい。そのときにどんな結果が出ようとも後悔はないと思うんです」
成功したって失敗したってどちらでもいいんです。
結果よりもそこに挑戦したことが大切です
成功することを目的にしているうちは、本当の意味での成功は得られない──。
今同じ時期にサッカーを始めた子にどんどん差が開いていき「自分は成功しない」と悩んでしまう子供もいるとは思いますが
その差に目を向けるのではなく、
その差を縮めるための過程に目を向けてあげましょう
ここまで読んでいただきありがとうございました。