soccergrowのブログ

サッカー未経験のお母さんに教える、これぐらいはして欲しいサッカー教育

「怒り」をコントロールできない子供をあなたはどうする?

 

あなたの息子さんにこのような症状はありませんですか?

 

相手チームにリードされている時や

あまり上手でない仲間がミスをしたりすると

 

すぐカッとなってしまう

 

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そのようになってしまうと

 

自分勝手に強引にドリブルを続けたりと、

一人相撲のようになってしまいます。

 

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そんな時

あなたは息子さんにどんな接し方をしていますか?

 

「どうしてそんなふうに感情的になるの?」

 

「サッカーは一人でやるスポーツではないよ!」

 

というように

叱ってはいないですか?

 

このような接し方をしていては

何の解決にもなりません。

 

感情的になってしまう気持ちもわかりますが、

あなたも同じように感情的になってしまっては

余計に子供との関係が悪くなってしまいます。

 

そこで今回私がお話しするのは

 

怒りがコントロールできない子供を

あなたのサポートでコントロールさせる方法

 

についてお話ししていきます。

 

もし、あなたがこれを読むと

「息子がチームメイトに対して怒ってしまう」ことや「注意しているのに聞いてくれない」

 

というような悩みを簡単に解決することができます。

 

では一体どのようなことをすればいいのか

と言いますと

 

①チームメイトは君のことをどう思っているのかを考えさせる

 

②リスペクトする大切さを考えさせる

 

この二つを意識して息子さんと接していただければ簡単に解決できます。

 

 

①チームメイトは君のことをどう思っているのかを考えさせる

 

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あなたが自分でもわかっているとように

感情的になっている子供に対して

 

「試合中怒るな!」

 

と大人が感情的に叱っていても

なんの変化もありません。

 

火がついたもの同士でぶつかるのですから

逆に親子で火だるまの状態になってしまいます。

 

「リードされたり、あまり上手でない仲間がミスをするとすぐカッとなる」ということを修正したいわけですから

 

こういう時は

 

1度目の前にある課題から視線をずらしてみることをお勧めします。

 

まず試合が終わって家に戻り

落ち着いたところを見計らって

話をしてみましょう!

 

どのような話をするのかというと

 

例えば

 

「世の中ってうまくいかないことっていっぱいあるよ。うまくいかないとイライラしちゃうかもしれないけど、イライラしても解決できないもんね。」

 

というように少し話を違うところから始めてみます。

 

そこから、あなた自身の経験、

学校のPTAだったり、勤務している会社などで

 

物事がうまくいかない時にどんなふうに気持ちを切り替えているか、

 

またはどんなふうに解決していったのか

 

をお話ししてあげてください!

 

そのような表現をしてあげたほうが、

子供たちは興味を持つようになります。

 

実は子供達って

仕事をしているあなたを見る機会があまりありません。

 

なのか何か新しいことに挑戦しているあなただったり、

何かの問題解決に取り組んでいるあなたに

かなり興味があります!

 

なのでこの方法で行えば子供たちは

耳を傾けてくれます。

 

そうやって、

そこからチームメイトと息子さんの関わりへと話を広げていきましょう。

 

「どうして怒っちゃったの?」と尋ねたとき

 

子供はよく

「だって、あいつが下手なんだもん」

などと言います。

 

そこで初めて

「じゃあ、他のみんなは君のことをどう思っているのかな?」

 

と問いかけてみてください。

 

「うまいけど自分勝手にプレーする仲間には

もう協力したくないなって思ってるんじゃないかな」

 

とあなたの意見として話してみてもいいでしょう。

 

そうすることで

子供は反発することなく

素直に話を聞き入れ、

自分自身がこれまでどうだったのかを

考えることができるでしょう。

 

 

ここでのポイントは

 

自分で自分を客観視できているか

 

ということです。

 

人は誰でも自分のことを一番知っているのは

自分だと考える人は多いの思います。

 

それは確かにそうだと思います。

 

しかし、

他の人から見たあなたは

他人にとってあなたの考えている自分と違う

 

ということは多くあります。

 

このように自分を理解することは

かなり難しいことです。

 

自分を客観視できるようになれば

相手の気持ちを考えた行動を取れるようになります。

 

 

 

 

②リスペクトする大切さを考えさせる

 

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ある地元の少年サッカーチームの話で

6年生対5年生で紅白試合をすることになりました。

 

それぞれのチームにトレセンメンバーが同じ人数いてお互いレベルは同じぐらいでしたがほとんどの試合で勝つのは5年生チームでした。

 

何故そうなってしまうのか

 

それは

チームメイト同士の信頼度の高さ

だと私は思います。

 

6年生チームは上手な人と下手な人とで分かれて練習をしていました。

 

しかし、5年生チームは仲間同士で仲が良く、上手な子下手な子関係なくみんなで練習をしていました。

 

そうすることで私はチームの強みにつながったと考えています。

 

チームメイト全員をリスペクトできる気持ちが自然とチームを強くしてくれるのです。

 

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プロの選手でも感情的になりやすい人間はいます。

 

日本代表の監督をしていたオシム監督は

そういった場面に出会った時

 

「チームメイトはお前のことをどう見ているの」

 

と問いかけていました。

 

仲間をどうリスペクトするかを考えられないプレーヤはどこまでいってもダメだ

 

ということを言いたかったのだと思います。

 

なので、「リスペクトをする」ということはとても大切です。

 

これは大人になっても身につけなければならないスキルですのでまだ若い時に学べることはかなりいい環境だと思います。

 

この機械を使って

しっかり人を信頼して信頼される人間になれるようにサポートしましょう!

 

 

まとめ

 

今回

「怒り」をコントロールできない子供への解決策を話してきましたが

 

その内容のポイント

 

①チームメイトは君のことをどう思っているのかを考えさせる

 

②リスペクトする大切さを考えさせる

 

この二つを子供と一緒に考えてあげれば、

必ず解決できると思います。

 

そして、今回私が一番言いたかったことは

 

あなたが感情的にぶつからない

 

ということです。

 

子育てでもうまくいかないことはいっぱいあるとは思いますが

 

すぐに結果を求めず

 

その子が自分の感情とどう向き合っていくのか、

 

根気強く見守ってあげてください!

 

そして、少しでも抑えようという態度が見えたら

 

「進歩したね」

 

と声をかけてあげてください!

 

 

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。