soccergrowのブログ

サッカー未経験のお母さんに教える、これぐらいはして欲しいサッカー教育

こどもを平均にするな!!〜伸ばすのは長所だ!!〜

 

あなたはこれまでに

このような場面を目撃したことはありませんか?

 

「お前は〇〇君見たいにプレーできないのか?」

「俺の言ったようにプレーしろ!”」

 

f:id:soccergrow:20190508160831j:plain

と言うような発言。

 

または、息子さんの方から

 

「チームプレーができない」

 

とコーチに言われたことがある。

など

指導者はチームでやることを意識しすぎて

子供たちの長所を潰している可能性

があります。

 

 

私も小学生の時

よく言われていましたし、

他のチームの指導者も

このような指導をしているところを

よく目撃しました。

 

しかし、私の意見からすると

このような指導をしていると、

 

平均的な選手を育成しているだけで

活躍するような選手は育ちません。

 

そこで今回は

 

なぜ長所を伸ばすべきなのか

 

についてお話しさせていたできます。

 

 

①プロ選手は長所をそれぞれ持っている

 

②みんな同じ能力では勝てない

 

 

 

①プロ選手は長所をそれぞれ持っている

f:id:soccergrow:20190508161045j:plain


 

多くのプロ選手にはそれぞれ得意とする

能力を一つは持っています。

 

例えば

 

メッシ選手は

切れ味のあるドリブル

 

クリスティアーノ・ロナウド選手は

人間離れしたジャンプ力

 

本田圭佑選手は

誰にも取られないキープ力

 

中村俊輔選手は

研ぎ澄まされはフリーキック

 

など

それぞれの得意を持っています。

 

逆に言うと

 

何か一つでも

長所、得意がないとプロとして活躍することはできないです。

 

なぜなら

注目されないからです。

 

監督やコーチにアピールすることは中学や高校では

かなり大切なことです。

 

しかし、アピールするポイントがなければ

アピールしようがありません。

 

「じゃあどうすれば?」

 

と思った方

 

 

アピールするのはなんでのいいんです。

 

スローインが遠くに飛ばせる

・声を誰よりも出す

 

意外とできるものだったり、

誰でもやればできることは

たくさんあります。

 

では

「まだ長所を持っていない」

と言う場合、

 

あなたも一緒になって長所を探してあげましょう!

 

どのように探せばいいか、

 

簡単です。

 

 

とりあいず良かったプレーを

褒めてあげましょう!

 

「そうすると今のプレーは良かったんだ」

 

と気づくことができます。

 

そして

そのプレーをもっとやろう

と言う気持ちになり

続けているうちに得意になっています。

 

誰でもできることを

一つやり続ければ特別(得意)になれます。

 

なので

 

長所がないと言う息子さんが悩んでいたら

褒めてあげながら

長所を一緒に作っていきましょう!

 

 

私の大好きな選手

 

中澤佑二選手を知っていますか?

 

彼は日本代表のキャプテンにもなったことがある選手です。

 

そんな彼は岡田監督にこんなことを

言われたそうです、

 

「短所ではなく長所を伸ばせ」

 

それを聞いて中澤選手はポジティブになれたそうです。

 

そして、彼の得意とするヘディングをさらに磨きあげました。

 

その結果

 

中澤選手は日本代表に選ばれることができたのです。

 

 

長所を伸ばすことで

短所をカバーすることだってできるのです。

 

なので短所を直すことに時間を時間をかけるより

長所を伸ばすことを意識させましょう!

 

 

 

② みんなが同じ能力では勝てない

 

f:id:soccergrow:20190508161208j:plain

みなさんイメージしてください。

 

もし、チーム11人がメッシだったら、

 

もし、クリスティアーノ・ロナウドが11人だったら

 

 

確かに

攻撃面ではかなり最強なチームになると思います。

 

しかし、

 

ディフェンス面では

かなり問題があります。

なぜなら

彼らは

試合で守備をしません。

 

ディフェンダーに完全に任せるのです。

 

当たり前のことですが

守備をしなければ、

ディフェンスは上手くはなりません。

 

なので彼らはディフェンスが下手だということがわかります。

 

 

 しかし、

 

あのように有名な選手になれています。

 

 

そう、

まさに彼らが示しているように

長所(得意)だけを極めれば、

有名な選手になれるのです。

 

また、

攻撃が得意という選手だけがいるわけではありませんですからね。

 

中には守備が得意という選手ももちろんいます。

 

そう、お互いにカバーし合えるのです。

 

たとえプロの世界だとしても、、

 

 

それでも、日本のほとんどのコーチたちは

みんなと同じようなことのさせ

平均的な選手を作り上げようとします。

 

確かに

 

ドリブルだけをしてパスをしない子供もいます。

 

ある程度のチームプレーは必要ですし、

 

そこを教えなければ、

上手な選手は育ちません。

 

ただ、それを強制しすぎているのが

今の日本のサッカー教育ではないかと私は思っています。

 

これはサッカー教育に限らず、

学校教育でも言えます。

 

先生たちは成績をオール5を取らせようとし、

かけている部分をサポートします。

 

そして、平均を作るのです。

 

しかし、私は思います。

 

好きなこと(得意なこと)を

好きなだけさせるべきだということです。

 

平均の人を作るのではなく、

得意なものを持っている選手を育てる

 

ということが大切です。

 

 

 

まとめ

 

ここまで私が話してきた2つのポイント

 

・プロ選手は長所をそれぞれ持っている

・みんなが同じ能力では勝てない

 

をまとめると

 

平均の子供より

特別なものを持っている人の方が価値が高い

 

ということです。

 

これはサッカー以外でも言えます。

 

なので、これからは子供に対して

 

できないこと、下手なところ

に目を向けすぎずに、

 

得意なところ、好きなところ、上手なところに

目を向けてあげるのがいいと思います。

 

 

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。